ニスを塗る

床用ニスには油性と水性があります｡油性は濃いとハケ目がで やすく､きれ
いに仕上りません｡ペイントうすめ液で薄め､よくか き混ぜて､塗りやすい濃さ
にしてから使うようにしてください｡水 性はほとんど薄めないで使いますが､や
はりよく混ぜてから使 います｡　

ニスがついては困るところにマスキングテｰプを貼っておくとき れいに仕上り
ます｡壁際や隅の部分など､塗りにくい部分は､あ らかじめスジカイバケで塗
っておき ましょう｡　

広い面を塗るときは､コテバケを使います｡コテバケは手前に 引くように､一方
方向に動かして塗っていきます｡

床用ニスの乾燥時間は､油性､水性で違うので説明を見て､完全に乾くまで
は歩かないようにしましょう｡また､家具などを置くときは､十分時間がたって
からのほうが安心です｡

全体を塗る前に､窓やドアは開けて風通しをよくして､塗り進める順序を考え
てください｡出口から遠い部分から塗り始めないと､塗装した上を歩かなけれ
ば出られなくなります｡また､床用ニスはほとんど無色透明なので､作業中は
塗り残しのないように､よく確かめながら塗ってください｡　

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