塗装の前にまず下地調整

塗装というと､すぐにハケで塗っている姿を思いうかべますが､た だ塗料
を塗ればよいというわけではありません｡塗料を塗る前に下地 をきちんと
するのが大切なポイント｡仕上がりの良し悪しは下地の調整できまリます｡

　割れやヒビに充てん剤をつめる

割れやヒビがあるときは､その部分を変成シリコン系､またはポリウレタン系
充てん剤などで埋めておきます｡なお塗装は､変成シリコン系の場合､1日
たってから1週間以内に､ポリウレタン系の場合は､3日以内に塗ってください｡

クギを打ち直しておく

板がそってクギが浮き上がっていることがあります｡このような場合は､クギシメ
を使って打ち直しておきましょう｡また､クギが腐っている場合は､新しいクギで
止めておきます｡板が割れてなくなっているときは､厚さの合う板をその部分の
大きさに切って､クギで止めておきます｡

古い塗膜をはがす

ワイヤｰブラシや荒口のサンドペｰパｰ(80番ぐらい)でこすってはがれかかって
いる古い塗膜をはがしましょう｡こすり終ったら､デッキブラシなどでもう1度こす
ると､ホコリや塗膜のカスを落とすことができます｡

塗料がついて困るところはマスキングする

外壁のしっくい塗りの部分やサッシの窓枠などは塗料がつかないようにあらか
じめマスキングしておきましょう｡また､ドには､塗料がたれるので､新聞紙などを
敷いておきましょう｡

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